埼玉医科大学国際医療センター 脳神経外科 専攻医フォーラム

岩﨑朗奈 徳島大学 2018年

初期研修施設独立行政法人 国保旭中央病院

ローテート実績6回

  • 2020年4月  埼玉県立循環器呼吸器病センター 脳神経センター
  • 2020年7月  埼玉医科大学国際医療センター 脳血管内治療科
  • 2020年11月 埼玉医科大学国際医療センター 脳卒中外科
  • 2021年4月  横浜新都市脳神経外科病院 脳神経外科
  • 2021年10月 美心会黒沢病院 脳神経外科
  • 2022年4月  神戸市立医療センター中央市民病院 脳神経外科

手術経験開頭クリッピング術、開頭血腫除去術、機械的血栓除去術、頚動脈ステント留置術、シャント増設術、穿頭ドレナージ術、頭蓋形成術 他

趣味・特技バックパッカー、音楽、ダイビング


生まれも育ちも徳島の私にとって、初期研修から関東に出てきたことは、ある種の挑戦であり、新しい出会いと刺激的な環境を求めつつ、いわゆる野戦病院に身を置くことで、自分を高めたいと考えた上での判断でした。もともと脳神経外科に進むことは学生時代から決めており、後期研修先を選ぶにあたって決め手となったのは、やはり後期研修医としての圧倒的な経験症例数でした。実際に入局すると、全国から様々な熱意を持った同期や、経験年数に囚われず実力で一脳神経外科医として先陣をきって歩んでいかれる先輩方に出会い、非常に感銘を受けたことを覚えています。また当医局のもう一つ魅力的な点として、他施設をローテートする機会が多いことです。私も上記のように、全国様々な研修施設を回らせていただき、脳神経外科医として、また人として、多くのことを学び経験しました。今後も脳神経外科医として、当医局で経た経験を生かして今後も切磋琢磨していきたいと思っています。

橋尾篤 和歌山県立医科大学 平成30年卒

初期研修施設城山病院

ローテート実績8回

  • 2020年4-6月:埼玉国際医療センター脳卒中外科
  • 2020年7-9月:埼玉県立循環器・呼吸器病センター脳神経外科
  • 2020年10月-2021年1月:埼玉国際医療センター脳血管内治療科
  • 2021年2-3月:埼玉国際医療センター脳卒中外科
  • 2021年4-6月:東京都立小児総合医療センター脳神経外科
  • 2021年7-9月:東京都立神経病院脳神経外科
  • 2021年10月-2022年3月:国家公務員共済組合連合会虎の門病院脳神経外科
  • 2022年4月-9月:医療法人社団美心会黒沢病院脳神経外科

手術経験直達手術:開頭クリッピング術、STA-MCA bypass術(second bypass)、開頭腫瘍摘出術、椎弓形成術など、 血管内治療:血栓回収術、CAS

趣味・特技筋トレ


初期研修までずっと関西で生活をしていましたが、縁あって埼玉医科大学国際医療センター脳卒中外科に入局することとなりました。初めての関東での生活ですが、医局の先生方を始め各研修先の職員の方々に支えられながら充実した研修をさせていただいております。当科での研修の特徴は各分野の専門施設で研修することができる点と、圧倒的な症例経験数の多さです。脳神経外科専門医を受験するまでに十分な手術症例を経験することができますし、脳神経外科専門医取得後のサブスペシャリティ(脳卒中の外科専門医や脳血管内治療専門医など)取得のために更なる研修を行うこともできます。医局員は皆、患者さんに少しでも良くなってもらえるよう手術の上手な先生の手術を見学したり卓上顕微鏡で練習するなど、自己研鑽を積んでおり、脳神経外科らしく手術のpriorityが高い医局です。直達手術・血管内治療どちらもできる脳血管外科医になるべく今後も精進します。

酒井紫帆 福井大学、2018年卒

初期研修施設相模原協同病院

ローテート実績6回

  • 2021年4−6月 埼玉医科大学国際医療センター 脳卒中外科
  • 7−9月 埼玉県立循環器呼吸器病センター
  • 10−12月 埼玉医科大学国際医療センター 脳卒中外科
  • 2022年1−3月 埼玉医科大学国際医療センター 血管内治療科
  • 4−6月 埼玉県立小児医療センター
  • 7−9月   東京都立神経病院

手術経験入局1年次に、くも膜下出血の開頭クリッピング術を経験させていただきました。そのほかにも、穿頭血腫除去術を始め、開頭血腫除去術、シャント術等、多数の症例を術者として経験させていただき、助手として血管内治療や小児例も多く入らせていただきました。

趣味・特技アカペラ、音楽鑑賞、自社仏閣巡り


私は幼少期に脳神経外科に患者として受診していたことがあり身近な科であったこと、学生時代に脳神経外科を見学した際に手術を面白く感じたことから脳神経外科を選びました。医局を選ぶ際には、専攻医として多くの症例を経験したい、出身地である埼玉県の医療に貢献したいと考えていたことから当医局への入局を希望しました。
入局から2年が経過し、想像していた以上の多様で数多くの症例を経験させて頂いております。また、外勤先には多くの病院があり、地域の診療所から中核病院まで大学病院以外での診療経験も積むことができております。その際には、外勤先の常勤医師の先生はもちろん、医局内の先輩方にいつでも相談に乗っていただける環境があり、安心して診療にあたることができ勉強になります。医局員の数が多く普段から親密なコミュニケーションが取れている当医局ならではなのだと感じております。これからも当医局で学び、後輩へ還元できるよう精進して参ります。

望月賢紀 弘前大学 2018年卒

初期研修施設聖隷浜松病院臨床研修プログラム

ローテート実績6回

  • 埼玉医科大学国際医療センター脳卒中外科
  • 埼玉医科大学国際医療センター脳血管内治療科
  • 都立神経病院脳神経外科
  • 虎ノ門病院脳神経外科
  • 千葉西総合病院脳神経外科
  • 横浜新都市脳神経外科病院脳神経外科

手術経験開頭腫瘍摘出術、開頭クリッピング術、頸動脈内膜剥離術、 開頭血腫除去術、減圧開頭術、穿頭洗浄ドレナージ術、脳室ドレナージ術、 脳室腹腔短絡術、腰椎腹腔短絡術、 頚椎椎弓形成術

趣味・特技地道な努力


当医局の魅力には大きく3つ挙げられると考えております。
1つ目は、医局員全員に医師としての活力があり、脳外科医としてのモチベーションが高いことが挙げられます。そのため、自分自身も常に周りから刺激されながら成長でき、学ぶ姿勢を保ち続けられます。
2つ目は、様々な素晴らしい病院をローテーションできる点です。種々の分野での一流の脳外科の先生方の手術手技のみならず、患者様への姿勢、周囲への配慮・接遇といった在り方を間近で勉強でき、脳外科医以前に医師として必須な能力を身に付けることが可能です。
最後に、医局の雰囲気の良さです。当たり前の事ですが、私たちは人間であり、人間関係含め些細なことでも心理的に左右される場面に多く遭遇します。そのような時に気軽に相談できる環境、意見を交換できる環境は魅力的であり、縦・横ともに良い意味で距離が近いことは雰囲気の良さが物語ることだと考えます。
かく言う私も一歩一歩、確実に前へ進んでいます。まだまだ未熟であり、日々猛省、反芻してばかりですが、これからも宜しくお願い致します。

櫻田冴響 東北大学医学部医学科2018年

初期研修施設国立病院機構仙台医療センター

ローテート実績6回

  • 埼玉医科大学国際医療センター脳卒中外科・脳血管内治療科
  • 循環器呼吸器病センター脳神経外科
  • 虎の門病院脳神経外科
  • 東京都立小児総合医療センター脳神経外科
  • 東京都立神経病院脳神経外科
  • 国立循環器病センター脳神経外科

手術経験当センターの戦略的なローテートシステムのおかげで、開頭クリッピング術やCEAなどの血管障害はもちろんのこと、専門医前に経験すべき症例は不足なく経験させていただけております。

趣味・特技ヨット、サッカー観戦


生まれ育った仙台を離れ、生まれも育ちも全く異なる人の集まる医局での脳外科人生に多少の不安はありましたが、始まってみるとすぐにそれは吹き飛びました。高いモチベーションを持った同期や後輩指導に情熱を燃やす先輩方に勝る宝はないと確信しております。現在はSIMCのローテートプログラムで他施設での研修を行っております。手術手技について、様々な施設の様々な考え方を学ぶことは自分の引き出しを大きくすることに役立ちます。また、他施設の先生方との交流を得て人脈を広げることが可能ですが、これは通常のプログラムでは考えられないことです。このような機会を与えて下さったSIMCには心より感謝しております。今後脳神経外科を志す方には是非当医局の雰囲気を肌で感じて、できれば入局を考えていただければ幸いです。