脳血管内治療科Department of Intravascular Neurosurgery

Neurosurgical Department 03

概要Overview

「脳血管内治療」はカテーテルで脳外科疾患を治療する手技で、2002年に脳動脈瘤に対する有効性が証明されから急速に発展しました。当科は、2007年の国際医療センター開院時から独立した1つの診療科として診療を開始し、現在では年間300例を超える国内トップクラスの治療数となっています。特に脳動脈瘤の治療数は、脳卒中外科での開頭手術と合わせて全国第一位で、それぞれの患者さんに最適な治療法を提示し、患者さんやご家族と相談しながら合併症の少ない最良の治療を提供するよう努めています。頭や首の血管狭窄・閉塞に対する治療も豊富な治療経験を持ち、脳脊髄血管奇形といった比較的稀な疾患に対する治療も数多く行っています。フローダイバーターによる新しい脳動脈瘤治療にも、さらに新しい治療となる「治験」にも、より良い治療結果を目指して積極的に取り組んでいます。

他院で手術を勧められセカンドオピニオンで受診される患者さんでも、手術の必要がない方が少なくありません。当科ではお薬での治療も含め、ご本人にとって最適な治療法をお勧めいたします。脳血管疾患でお困りの方は、どうぞ遠慮なくご来院ください。

神山信也
埼玉医科大学国際医療センター 脳血管内治療科 診療部長 埼玉医科大学 脳神経外科 教授

外来医師診療表

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
初診 松本 崇
(午後)
神山 信也
(午前)
栢原 智道
(午前)
松本 崇
(午後)
芳村 雅隆
(午前)
休診
午前 休診 神山 信也 休診 休診 芳村 雅隆 休診
午後 松本 崇 神山 信也 栢原 智道 松本 崇 芳村 雅隆 休診

紹介時のお願い

地域連携への取り組み

地域の先生方とのチーム医療を目指しています!

脳卒中は地域で発生する疾患です。地域の最前線で患者さんの診療にあたっておられる先生方との連携が最も大事だと思っております。当科では日々の回診、カンファレンス時に必ず紹介元の先生や病院をスタッフ全員が確認し合うように教育しています。また検査や治療後の結果は出来るだけ迅速にご報告するように務めております。

病院としての病診連携のみならず当科独自でも地域の関連施設、ドクターと現場スタッフが集まることにより顔の見える地域連携を実践しています。